それから私にプロポーズ

二階堂高嗣くんに魅了され戸塚くんも好きになりどっぷり浸かった沼から少しずつ生還してきた、ジャニーズからの卒業を目論んでいるモラトリアム期の20代。

二階堂高嗣くん

 

 

2014年10月24日木曜日24時10分からキスマイBUSAIKU!?は通常通り放送されました。

今週のテーマは 彼女をキュンとさせるプリクラデート 9月末から流れる予告により、今週のテーマで二階堂くんが1位になることは明白でした。

 

私がはてなブログを開設し、記念すべき最初の記事を書き始めたのは午前4時半。キスマイBUSAIKU!?が終わったのは午前0時半。4時間もの間、私は二階堂くんにキュンキュンさせられ、悩ませられ、愛おしさに苦しめられ、このブログを開設するに至りました。

 

私はキスマイBUSAIKU!?という番組で7位ブサイクとして輝く二階堂くんが大好きです。観覧車に乗ればキスの姿を盗撮し、キスをさせれば首をホールドし、カラオケに行けば彼女とB-DASH、甘えるときは犬になりきり、ガラスの机を叩いて怒る、得意なお題は旅行プラン。唯一1位を獲ったテーマは森三中 黒沢さんをお誘いするメールのみ。(結果も黒沢さんの一存によるもの。)

 

そんな二階堂くんがどういうわけか今回1位を獲ったのです。

プリクラデート?どうせまた7人とも大差なく、運良く1位になったんだろう。そんな風に舐めた態度で番組を視聴したことが運の尽き、二階堂くんにやられてこうして眠れず夜な夜なブログを綴ることになってしまいました。

 

二階堂くんは今時珍しい真面目な熱血漢です。ドラマ・バラエティ・舞台、どんな仕事にも真摯に挑み、予習復習を怠りません。そのため二階堂くんは一緒にお仕事をした方たちからとても愛されています。そして、大切にされています。

今回のプリクラデートにはそんな二階堂くんの良さが溢れんばかりに詰まっていました。彼女をキュンとさせるべく二階堂くんのとった行動、それはストーリー性のある撮影。プリクラ機に入るなり、彼女に向かい合い「まずね」の一言。記念すべき最初の一枚目は手だけを写し、彼女とハートを作る二階堂くん。続いてその手を引き寄せ抱きしめる二階堂くん。「ギュして」の一言。そして、キス。今まで何度指摘されても首をホールドしてしまい、ブサイクだと言われ続けてきた二階堂くんのキス姿。しかし今回は優しく肩に手を添え、彼女の顔を覆う形での美しいキス。そのあとの照れた顔。ここでふっと鼻をつまみ照れ隠しをすることで、素の二階堂くんが垣間見えキュンとしました。そして笑顔で力こぶを作るポーズをとり、彼女をぶら下がらせる二階堂くん。最後はすっとお姫様抱っこ。スイッチの入った二階堂くんは、自分のストーリーのもと彼女を完璧にエスコートしていました。

 

出来上がったプリクラは、すべて二階堂くんが落書きをして仕上げたもの。背景は白か黒、字も決して綺麗とは言えず、漢字も苦手なので平仮名ばかり。けれど、慣れないながら頑張って押したスタンプやたくさんの愛にあふれた言葉に目を奪われました。「2人はラブラブ」「これからもずっと一緒」「このあとまさかの!! キス」「マイコへ…僕のおよめさんになって」最後には涙腺崩壊です。二階堂くんの拙い字で書かれた夢と希望と愛に溢れた優しい言葉。「僕のおよめさんになって」なんてストレートで純粋無垢な言葉を24歳の男性が書くのです。

二階堂くんの初めての1位に鳴り止まない拍手。総立ちでハイタッチをし二階堂くんを称えるメンバー、抱きしめる佐野アナウンサー。2012年8月18日に初回が放送されてから2年、ようやく1位を獲ったのです。二階堂くん本人だけではなく、メンバーやスタッフ、誰もが喜び祝福していることが伝わる暖かい放送でした。

 

こうして今回の放送を振り返り、溢れ出す二階堂くんへの愛おしさ。私は、無邪気で天真爛漫、純粋無垢で等身大の24歳男性である二階堂高嗣くんを好きになったのだと再確認しました。

もともと私が二階堂くんを好きになったきっかけもキスマイBUSAIKU!?でした。揺らぎもしない激甘盲目二階堂担とまで名乗るようになったきっかけは「カッコいい観覧車でのキスの仕方」です。高所恐怖症の二階堂くんは観覧車に乗るなり素になってしまい、怖さを出してしまいます。そんなところが可愛い。怖さに打ち勝つためにたくさん話しかける二階堂くんが可愛い。頂上をてっぺんって言う二階堂くんが可愛い。ワイプで悔しくて喚く二階堂くんが可愛い。てっぺんで彼女に目を瞑らせ、キスする瞬間を写真に収める二階堂くん。

「ほら、景色だけじゃなくて これから始まる2人の愛が写ってるでしょ」

あぁ、私はこの人が好きだと、この人をずっと応援していたいと、この瞬間に思いました。今でもこの回を見るたびに二階堂くんへの気持ちが爆発し愛おしさでいっぱいになり涙が出てきてしまいます。

 

キスマイBUSAIKU!?で二階堂くんに引き込まれてから、DVDやCD、過去のテレビ番組、探せるものは探して見尽くし、集められるものは集めて二階堂くんについてたくさん知ろうと努力をしました。指の先まで丁寧に大きく踊るダンス、バラエティでも爪痕を残そうと先陣を切って突っ走る姿、耳の奥に残る甘い歌声、仲間思いの熱い性格、知れば知るほど二階堂くんを好きになり、これからずっと二階堂くんだけを応援し続けるんだと、そう思いました。

一度の放送で2つも7位になってしまい落ち込み、次の収録では自分が何をしたか思い出せないほどになってしまい、再収録を願い出る二階堂くん。勉強したことすべてが裏目に出てしまい何度も7位を重ねてしまう二階堂くん。2位になっただけで飛び回って喜ぶ二階堂くん。そんな素人感に溢れた純粋無垢な二階堂くんのことを、私は大好きでした。

 

たくさんの経験を積み現在の二階堂くんが存在するため、過去と同じ姿を見られなくなることは喜ばしいことです。けれど、私は素直に二階堂くんの成長を喜べずにいました。達者になるバラエティでのコメント。7位になった時のリアクション。上位になっても悔しがる姿。仕方がないこと、喜ばしいこと、どれも頭では理解できるけれど、心がついていきませんでした。なぜなら、私は少年のような二階堂くんを好きになり、彼がそのままであり続けることを望んでいたからです。

 

しかし、今回の放送で私の胸に突き刺さった「僕のおよめさんになって」の一言。これだけで私は二階堂くんへの愛おしさを再び爆発させ、涙が出るほど好きだという気持ちを再認識できました。二階堂くんを取り巻く状況や、二階堂くん自身が変わったように見えても、二階堂くんを織りなす根幹は全く変化していなかったのです。それと同時に、二階堂くんは私にとって特別な存在であることを確かめました。

 

近頃私は、二階堂くんを好きでいることに義務を感じていました。自らを二階堂担と名乗り二階堂くんへの愛を呟くことで、共感してくださる方がたくさんいます。だから私は二階堂くんへの気持ちを綴らなくてはいけない、そんな錯覚に陥ってしまいました。二階堂担としてキスマイというグループのことも好きでいなければいけない。応援し情報を追い続けなければいけない。趣味が義務化した瞬間、楽しさは半減し苦痛を伴うものへと変化しました。

「僕のおよめさんになって」と素直に言える二階堂くんをシンプルな言葉で純粋に応援し続けたい。これから先もずっと見守っていたい。好きでいることに義務を感じたくない。

こういう気持ちが引き金となり、ジャニオタの文化である担降りが起こることもあるんだろうな…と感じながら、自分自身の気持ちと向き合ってみました。

 

今でも、観覧車キスのときめき、7位になって落ち込む二階堂くんへの愛しい気持ち、舞祭組の棚ぼた初披露を放心状態で見守ったこと、舞祭組のみの番組出演を毎回ドキドキしながら見守ったこと、アイドルトライアウトを涙ながらに応援したこと、FCに入る際ドキドキしながら二階堂高嗣という名前を書いたこと、銀英伝のミッターマイヤー様の演技・初めての生の二階堂くんに涙したこと、どの瞬間もまるで昨日のことのように思い出されます。

 

私は二階堂くんを好きでいることを諦めたくない。たくさんのしがらみがあろうと、この気持ちを大切にしたい。これが、二階堂くんのことだけをひたすら何時間も考えた自分の結論です。

 

二階堂担 と言ってしまうとなんだか少し陳腐に聞こえて、なおかつ私は担当という言葉が好きではないのですが、やはりこの気持ちは 担当 だからこそなのだと思います。

これからは二階堂担と自称することを辞め、自分の中での二階堂くんやキスマイに対する義務感をなくし、フラットに応援していこうと思います。自分で二階堂担と言わないだけで、だいぶ心は楽になり義務を感じずに自分なりに応援していけるように思います。自分の中での二階堂くんを思う気持ちに対するとらえ方が変わったという、ただそれだけに駄文を書いてしまいました。最後まで目を通してくださった方がいたらありがとうございます。

 

 

二階堂くんを大好きな私の夢は、東京ドームの真ん中で二階堂くんだけに歓声を浴びさせることです。キスマイのコンサート中、真ん中に目を閉じて立つ二階堂くん。音楽は一切鳴り止み、ステージ上にいるのは二階堂くんだけ。そんな中、ファンが全員でニカちゃんに対し歓声を浴びせるのです。そして、目を開けて涙ぐみながら飛び切りの笑顔を見せる二階堂くん。

そんな日が来るまで、二階堂くんをひたすら応援し続けます。