それから私にプロポーズ

二階堂高嗣くんに魅了され戸塚くんも好きになりどっぷり浸かった沼から少しずつ生還してきた、ジャニーズからの卒業を目論んでいるモラトリアム期の20代。

二階堂高嗣くん その2 (Kis-My-Journey)

 

私の一番好きな人は二階堂高嗣くんです。そして、一番好きな二階堂くんはコンサートで輝いている瞬間です。

 

今まで私はキスマイのコンサートに行ったことがないので、コンサートDVDを見ながら二階堂くんを追いかけることしかできませんでした。DVDでは好きな人だけを追い続けることができず、この瞬間の二階堂くんを見たいのに…なのに…と何度ももどかしい思いをしてきました。そして先週末、ついに初めてコンサートで輝くニカちゃんを見ることができました。今まで見ることのできなかった瞬間をたくさん目に焼き付けて、キラキラと輝くニカちゃんの一瞬一瞬を心に刻んできました。大好きなニカちゃんへの溢れる想いをここにすべて記そうと思います。

(大変長くなってしまいました。時間がないけれど読んで下さるという方は、一気にスクロールして最後に…以下をぜひ読んでいただきたいです。)

 

 

コンサートが始まると同時に流れる映像、メンバーがアップになるたびに大きくなる歓声。まだ藤北玉ちゃんに比べると小さいかもしれないけれど、確実に誰もがニカちゃんに対し大きな暖かい歓声を浴びせていました。ニカちゃんから始まる物語に思いを馳せ、胸がいっぱいになりながらコンサートが始まりました。

Everybody Goでのフライング。たくさんのペンライトで照らされたドームの中、天使が舞い降りました。前髪を上げておでこ全開のニカちゃんは、顔のパーツの美しさがより目立っていました。ニカちゃんが目の前で舞って歌っていることに感動し、双眼鏡でひたすらニカちゃんを追いかけました。とても高いから絶対に怖いのに、恐怖を一切表情に出さずに笑いながら歌うニカちゃんは本物のアイドル、まさにジャニーズでした。間奏でくるくると回るニカちゃんの頑張っている姿に胸を締め付けられました。本当は怖いだろうに、怖さをかみ殺してアリーナ席にも手を振る優しいニカちゃん。目元を手で押さえているところを見てしまい、キラキラしたアイドルニカちゃんでも、心はいつものニカちゃんだから怖いものは怖いんだと分かりとても安心しました。そして初めてのキスマイゴーの声、ニカちゃんと同じ空間で自分が声を出し、それがニカちゃんに届くという事が嬉しくて仕方なかったです。今までカラオケで一人で声を出したり、DVDを見ながら歓声をあげていたけれどすべて自己満足に過ぎなかったです。しかし東京ドームで、コンサートで、大好きなニカちゃんと同じ空間で、ニカちゃんのことを大好きな人がたくさんいる空間で、大きな声を出して応援できるという事が嬉しくてたまりませんでした。そして何よりうれしかったことは煽るニカちゃんの声を堪能できたことです。アイドルと会話できる機会なんてそうないけれど、コンサートのC&Rは会話の疑似体験をできるように感じます。そして、誰もが楽しめる。ニカちゃんからのボールを受け止め、ニカちゃんに向かって思い切り投げ返すキャッチボールのような感覚を味わえる。それがとても嬉しくてたまらないのです。

SHE! HER! HER!はWow Wow Wowや 放さない~離れない~や 恋が舞い上がってくの振りが大好きで、食い入るように見つめてしまいました。私が好きな個所のメインはやっぱり藤北玉なのでモニターに映ったりDVDに収録されるのも藤北玉の歌っている姿です。しかし私が見たいのはニカちゃんのダンス…コンサートに入ることでこのもどかしさを解消することができました。暗闇で軽く着替えて給水し靴をローラーに履き替えるニカちゃんの姿もこの目で追いました。こうやって光の当たらないところで繰り広げられるシーンがあるから、それを自分の目で追うためにコンサートへ行ったのです。これを見に来た。私は光に当たらない姿も含めて見に来たんだ、と思いながらひたすらにニカちゃんを追い続けました。

そしてKis-My-Me-Mineやテンション。ローラーを履いてドームを駆け回るキスマイの疾走感は、DVDでは感じることができませんでした。しかしコンサートで実際に駆け回る7人を見ると、これがキスマイなんだ…と感動しました。ローラーは武器になると確信しました。もっと、もっともっと押し出せばいいのに…。ニカちゃんがバンクをローラーで駆ける姿は大変かっこよく、怪我しないかな、大丈夫かな、と見守ってしまいました。杞憂なのはわかっていても、目の前で繰り広げられると信じられなくてハラハラしてしまうのです。テンションの途中でのニカちゃんの挨拶、急に改まった口調で自己紹介を始めた瞬間に自分の中にあったニカちゃんへの愛しさが爆発し大変苦しい気持ちになりました。何度も繰り返しかわいいという言葉が口からこぼれてきて、人間は本当に可愛いものを見るとかわいいと言わずにいられないのだなと後から振り返りました。

 

私がキスマイを気になり始めたのはキミとのキセキが発売された頃ですが、CDや写真を買う事にお金をかけ始めたのはスノド・棚ぼたの頃です。そのためLuv Sickとスノドには大変思い入れがあります。何度も食い入るように見たLuv SickのPVそのもののダンスがメンステで繰り広げられた瞬間、私はニカちゃんを好きになった当初の気持ちをフラッシュバックし、一瞬でもニカちゃんから離れようとした自分を悔い、恥じました。Luv SickやStrikerのダンスは大変かっこよく、妖艶な腰の動かし方にくぎ付けになりました。

 

パステルグリーンのタキシードを着て登場したニカちゃん。おでこを出した髪型とタキシードがあいまってまるで結婚式の新郎さんかのように見えました。すごくすごくかっこよくて、私の視界の中心には常にニカちゃんがいて、少なくともダイスキデスの間は他のメンバーを見る余裕など一瞬たりともありませんでした。『ダイスキデスダイスキデス キスオンアイス』と歌うのは舞祭組の4人ですが、私の耳にはニカちゃんの声しか届きません。いつだってニカちゃんのわずかな声を感知して、ニカちゃんがメインかのように聞こえてしまいます。その歌声が胸に響き、ニカちゃんを大好きな気持ちで胸がいっぱいになりました。こんなにもニカちゃんのことをダイスキだという私の気持ちを、ダイスキの対象であるニカちゃんが歌っていることに対し恥ずかしくなりながらひたすら見つめる時間が幸せでした。その後続くキスウマイや3.6.5はひたすら甘く幸せな時でした。タキシード姿のニカちゃんが舞い踊る姿は私の心に波を立て、冷静ではいられなくなります。そして突然『みんな~ここはLove Islandっていうのね~今から千賀さんがここにいるみんなをキュンキュンさせてくれるよ~』なんて言うものだからそんなニカちゃんにキュンキュンしてしまいました。オーラスで千賀さんが甘い言葉を言った後に、千賀さんは隣にいた宮田くんに見向きもせずニカちゃんのもとへ行き握手を交わしていました。私が愛してやまないニカ千ちゃんの特別な瞬間を目撃してしまい、私の感動は最高潮に達しました。そして思わず口を出た悲鳴、感動を自分の中だけに抑えることができず止まらない思いがあふれ出てしまいました。何度も言いますが、私はコンサートでこういう瞬間を目撃したかったのです。コンサート本編や曲とは関係ないところで起こっているニカちゃんにまつわる物語をこの目で見て、ニカちゃんがアイドルとして存在している奇跡を目の当たりにしたかったのです。

オーラスではアゲてくぜ!で私の目の前でニカちゃんがC&Rを行うという私にとっての奇跡が起きました。この時ばかりは双眼鏡をおろし、初めてニカちゃんのために作った2と大きく書かれたうちわを胸に抱えながら、ニカちゃんに向けて大きく言葉を投げ返していきました。ニカちゃんが私を見てくれ(てる気がし)た、ニカちゃんが私(を含めた全体)に向かって手を振って、大きな丸を作ってくれた。そのことが嬉しくて嬉しくてたまらなかったです。ニカちゃんは存在そのものがファンサだな、生きているだけでファンサービスだな、なんてくだらないことさえも考えてしまいました。楽しそうにファンを煽るニカちゃんを見るだけで幸せな気持ちになれるし、その煽りに反応を返せることに喜びを感じました。

8日 メンステのマイレジから花道を通りセンステについてアナフューの立ち位置につく際、ニカちゃんが立ち位置を間違えていました。そしてすぐさま気づいてしれっと本来の立ち位置についたのですが、それを見逃さないみっくん。照れ笑いなどをすることなくかっこよく踊り始めたニカちゃんの姿が大変印象的でした。しつこいけれど、こういうところが見たかったのです。DVDに収録されない日にもこういった出来事は起こっています。そういうシーンを目撃したいという一心でニカちゃんだけを追ってしまいました。ニカちゃんにまつわる物語のすべてを目撃したい、すべての公演に入りたい、というわけではないので勘違いしないでもらいたいです。私はせっかく1つのコンサートに入るのなら少しでも長く好きな人を見ていたい、光の当たらない瞬間でも心から応援していたい、少しでも見ていてどんな瞬間でも逃したくないという一心で一つひとつの公演を楽しんでいるつもりです。

話があちこちに飛ぶため大変読みづらいと思いますが、まだもう少しだけニカちゃんについて書いていきます。

 

このコンサートに入る前、ニカちゃんを好きな友達が口をそろえて『ツバサのニカちゃんがいい!』と言っていました。なにがいいんだ…と気になりながらも、コンサートで初めて見る感動を噛みしめたかったので何も下調べせずに楽しむことに決め、迎えた当日。シェケが終わり暗闇の中、スタンドマイクを手にするニカちゃんを目撃しました。すると流れてくるツバサのイントロ、ついに来たかと思いました。ツバサはスタンドマイクを使った手の振りがメインのパフォーマンスを堪能できる曲だったのです。私の大好きなミントツアーのテルミーワイよりももっと大きくたっぷりとニカちゃんの素敵なダンスを楽しむことができ、このコンサート全体を通していちばん好きなニカちゃんのダンスだと断言できます。ニカちゃんは手が大きく、腕がとても長いです。そのためスタンドマイクの前で大きく手を広げて踊るダンスがとても映えました。ニカちゃんの手の振りは、指の先までとても綺麗で美しく優しく、包まれたい気持ちになります。この瞬間だけはニカちゃん1人を見ていたい、という気持ちで目の前の千賀くんよりも斜め前のニカちゃんを見ていました。アリーナ席に向かい踊るため後ろを向いてしまっても、広い背中や肩から手にかけてのラインを堪能することができました。きっとDVDに後ろ姿は収録されないから、こういう姿も貴重なのです。双眼鏡を片手にうちわを抱きしめながら、ニカちゃんへの想いを胸にひたすらニカちゃんを眺めているツバサは忘れられない一曲です。これが、私の、大好きな、ニカちゃん!これが、私の、見たかった、ニカちゃん!と心の中で繰り返しながらひたすらかっこいいニカちゃんを見ていました。

 

舞祭組のパフォーマンスを生で見るのも今回が初めてだったのですが、会場の暖かさにとても感動しました。みんなで一緒に声を出して踊り、4人を暖かく見守る姿やファンも心から一緒に楽しむ姿にとっても心を動かされました。結成当時から見守ってきて、何度もテレビの前で見ていた舞祭組が目の前でパフォーマンスをしていることが嬉しくてたまりませんでした。ニカちゃんがすごく楽しそうに歌って踊っているから、舞祭組って名前なのにとってもかっこよくてキラキラしていて本物のアイドルだから、何度も泣きそうになりました。それでもニカちゃんの笑顔につられて私も笑顔になって一緒に声を出すことができたので、幸せです。ニカちゃんの笑顔は本当にパワーがあって、言ってしまうとニカちゃんそのものにパワーがあるわけだけど、本当に笑顔になれるんだからすごいです。ニカちゃんってアイドルだな~本当に汗までキラキラしているんだな~と実感できました。

あと、ファイアビでニカちゃんのバク宙(宮田くんの力を借りていたけれど)を見られたことがとてもとても嬉しかったです。何年経ってもファイアビの間奏にはニカちゃんのバク宙がないと成立しない、必要とされている、そのことがなんだかとても嬉しくて仕方なかったです。

 

MCでニカちゃんは常に端に立ち、全体を俯瞰で見ていました。いつだって口元にマイクがあり、どんな瞬間も逃さずに会話に入っていくニカちゃんは自分の役割を分かっているんだと感じました。話の中心にならなくても間に入っていくことができる、話に花を加えることができる。端にいても会話に参加することができる、全体を見ることができる。そんなニカちゃんのことが誇りです。どこにいようと与えられた役割を全うし、期待されていること以上のものを表現できるニカちゃんの才能はさすがです。(推しの欲目もあると思います。)

 

 

 

最後に…

コンサートでキラキラと輝くニカちゃんはザ・アイドルでした。いつだって笑顔で、ニカちゃん自身がコンサートを楽しんでいて、ファンも一体になれるように盛り上げてくれて、コンサートでの自分の役割を理解して全うしているニカちゃんの姿がとても素敵でした。ニカちゃんの笑顔はいわば太陽で、客席にいるたくさんの光の当たっていないファンの笑顔を照らしてくれました。高いところが苦手でも果敢に挑戦し笑顔を見せてくれたり、1人でバク宙ができなくなっても誰かの補助を借りてバク宙に挑むニカちゃんの姿は私に勇気をくれました。光に照らされていないときでも、歌割のないところでも、誰かが話している時でも、一瞬たりとも手を抜くことなくパフォーマンスをしている姿がとてもかっこよかったです。東京ドームには、私の好きなニカちゃんが確かに存在しました。それは偶像ではなく、しっかりと存在しました。

ニカちゃんはアイドルとしてキラキラと煌めく瞬間やたくさんの夢と希望を見せてくれました。

初めてアイドル二階堂高嗣くんをこの目で見ることができ、私は改めてニカちゃんを好きだと実感しました。アイドルとして煌めく彼は、私が初めて好きになったジャニーズです。

 

 

いつかニカちゃんに東京ドームの真ん中で歓声を浴びてもらいたい。ニカちゃんが 自分への歓声は少ないと自虐をしなくても済むくらい大きな歓声を浴び、幸せをかみしめてもらいたい。ステージ上にはニカちゃんしかいないソロのコーナーで、誰もが静かになりニカちゃんが目を瞑った瞬間、ドーム全体で巻き起こる大きな大きな歓声をニカちゃんに捧げたい。そしてニカちゃんが目を開くと全体がペンライトの緑で染まった世界。そんな未来が訪れる日まで、そんな幸せをニカちゃんと噛みしめられる日まで、絶対に絶対にニカちゃんを応援していたい。ニカちゃんを応援することを決して諦めたくない。なのでこれからも私は、ニカちゃんをいちばんに好きでいます。ニカちゃんがアイドルでい続けてくれる限り、ニカちゃんを応援するファンでいたいと思います。