それから私にプロポーズ

二階堂高嗣くんに魅了され戸塚くんも好きになりどっぷり浸かった沼から少しずつ生還してきた、ジャニーズからの卒業を目論んでいるモラトリアム期の20代。

もしも私が二階堂くんに出会わなかったら、、、

 

二階堂くんに出会えなかったわたしとジャニーズのもしもの話

 

・V6の三宅健くんの存在

私が小学生の頃、テレビをつければそこには当たり前のようにV6がいました。学校へ行こう!伊東家の食卓は欠かさず見ていました。そして、テレビに映るハタチそこそこの三宅くんに、強く心惹かれました。あんなお兄ちゃんが欲しい!甘いマスクと独特な声、笑顔が素敵で女装したら大変美しい三宅くんはわたしの理想のお兄ちゃん像でした。テレビで見かければかじりつくように見るけれど、LIVEに行くとなるとハードルがありました。親がジャニーズを毛嫌いしていたのです。(当時私と親はw-inds.のファンで、「ジャニーズのせいでw-inds.はテレビに出られない」なんていう勝手な噂を親は鵜呑みにしていたのです、、)そんなこんなでいわゆる「茶の間ファン」だった私。ジャニオタには程遠い生活をしていました。

 

・高校生の頃

大学受験という現実を見たくないあまりに、家にこもっては懐かしいドラマかバラエティの映像を検索し見続ける日々。そこで再び学校へ行こう!を見ることになりました。そしてあっという間にV6沼に真っ逆さま。深夜にやっているV6の番組を見ては、やっぱり三宅くんがかっこいいと実感する毎日。勉強そっちのけでV6にはまっていきました。ちょうど大学受験真っ最中の時期に、バリバリBUDDY!が発売されました。小学生の頃に大好きだったV6がおじさんになったのにあんなに必死に踊っている…と大変勇気づけられました。けれど形だけでも一応大学受験生。V6のために家を出る(LIVEやジャニショに行く)ことだけは意地でもしませんでした。このタイミングでジャニオタになれば破滅の一途を辿る(大学に受からず、、、)という未来が容易に想像できたからです。

 

・大学生になって(実際にはこのタイミングで二階堂くんに出会ったのですが、もしも出会わなかったとしたら)

ヒルナンデスで出会った八乙女くんと有岡くん。八乙女くんは小学生の頃によくテレビで見かけていた記憶があります。大学をサボりヒルナンデスを見てからフジでドラマの再放送を観るという有意義な平日の午前中の過ごし方を覚えた私はヒルナンデスの情報に強くなり、横山くんと村上くんでジャニーズ耐性ができ、八乙女くんと有岡くんをすぐに好きになりました。八乙女くんはとにかく顔が好みだったのに、なのに、とっても面白い。しゃべりが面白い。顔だけじゃなくてキャラクターも丸ごと好きになりました。芸能人を顔から好きになるタイプの私は、有岡くんの顔があまり個のみではないため、最初は八乙女くんしか眼中にありませんでした。しかし有岡君もとってもかわいい。コメントがおバカでかわいい。毎週火曜のお昼にヒルナンデスを見るたび、八乙女くんと有岡くんに引き込まれていきました。きっと、二階堂くんのファンじゃなかったらこの時点で私はジャニオタに引きずり込まれたことでしょう。ヒルナンデスの観覧に行きたい、光くんと有ちゃんをこの目で見たい。そのためにFCにだって入る!茶の間を辞める!と決意したはずです。そして中島裕翔くんと山田くんと知念くんと八乙女くんと有岡くんしか分からなかったJUMPの他のメンバーを調べる中で伊野尾くんに出会い、高速で伊野尾ワールドに引き込まれ伊野尾担を名乗ったことでしょう。(いのちゃんの顔も性格も大好きなんです実は、、)

 

・実は

いつのタイミングだか忘れましたががっつりTOKIOにもハマりかけました。好きな人は長瀬くんです。とってもかっこいい。だからどこかのタイミングでTOKIOファンの長瀬担になっていたかもしれないです。泣くな、はらちゃん出のリリック新規だったかもしれないです。

 

・思い起こしてみると

昔自分と同じ生年月日の人をネットで検索して、橋本良亮(ジャニーズJr.)という文字を見かけました。はしもとりょうすけ…?どんな人だろう、とさらに検索しても彼に関する情報は全く出てきませんでした。(おそらくはしちゃんがジャニーズに入りたての頃。)ジュニアの子なんてどうせ辞めちゃうんだろうな。もっと有名な人と生年月日が同じだったらよかったのにな。と、当時は思っていました。それからも定期的に橋本くんの名前を検索しては、辞めていないことを知る日々。そしてついにえびがデビューしたことを知りました。奇しくも、親友が郁人くんのファンだったので、ジャニオタじゃない私もえびの活動について詳しく知ることになりました。その時点で橋本くんにもっと興味を持てたら、、、えびのグループとしての素晴らしさに気づき、その時点で、とっても顔がタイプで文章力があってとんでもない行動をしでかす戸塚くんに真っ逆さまに落ちていたはずです。そして戸塚担を名乗っていたはずです。

 

 

そっか、考えてみると思ったよりも私はジャニーズが気になっていたんだ。でも、一歩が足りなくてジャニオタになりきれなかったんだ。どうして一歩が足りなかったのかな。どうして夢中になるのを恐れたのかな。自分にブレーキをかけたのかな。

違うんです、、きっと二階堂くんじゃなきゃダメだった。ただそれだけなんです。二階堂くんだから一歩踏み出せた。二階堂くんだから、真っ逆さまに落ちるのが怖くなかった、それだけなんです。(つまり二階堂くんが世界でいちばん大好きだ。っていうお話です。)(なんで私はすべての行動を二階堂くんに結び付けてしまうんだ~!)